家の中で突然出現するクモ。
「気持ち悪い」「毒がないか心配」と焦ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、今すぐできるクモの駆除方法から、使ってはいけない駆除剤の注意点、さらにクモを二度と家に入れないための予防対策まで解説していきたいと思います。
今すぐできる!家に出たクモの駆除方法4選
室内でクモを見つけた場合、状況や手元にある道具に合わせて以下の方法で対処しましょう。
① 殺虫スプレーを使用する
一番手軽で確実な方法です。
- クモ専用殺虫スプレー
ノックダウン効果が高く、素早く退治できます。 - 害虫用殺虫スプレー(アースジェット、ゴキジェットなど)
一般的な殺虫スプレーでも十分に効果があります。
注意:小さな子どもやペットがいるご家庭では、殺虫成分を含まない「凍結スプレー」の使用がおすすめです。
② 掃除機で吸い取る
スプレーを使いたくない場合や、高所にいて届かない場合に有効です。
- クモを直接掃除機で吸い込みます。
- 吸い取った後は、紙パックやダストカップの中で生きている可能性があるので、すぐにゴミ袋へ移してしっかり縛って捨てましょう。
③ コップと紙で捕獲して外に逃がす
「なるべく殺したくない」という場合は、捕獲して屋外へ逃がします。
- クモの上にコップや透明な容器を被せる。
- 壁や床とコップの隙間に厚紙(チラシや下敷きなど)をゆっくり滑り込ませる。
- コップと紙を密着させたまま外へ持ち出し、逃がす。
④ 粘着シート(ゴキブリホイホイ等)を設置する
夜間や留守中に動くクモには、粘着シートの設置が有効です。
クモが通りそうな壁際や家具の裏、部屋の隅に配置しておきましょう。
実は注意が必要!クモ駆除でやってはいけないこと
クモを駆除する際、以下のポイントに注意が必要です。
- 素手で触らない
日本のクモのほとんどは無害ですが、「セアカゴケグモ」のように毒を持つ種類もいます。
噛まれるリスクを防ぐには、絶対に素手で触らないようにします。 - スリッパなどで強く潰さない
大きなクモ(アシダカグモなど)を室内で強く潰すと、体液で床や壁が汚れる原因になります。
また、卵のう(卵の入った袋)を持った雌を潰すと、中から大量の子グモが飛び散るリスクがあります。
日本で注意すべき危険な「毒クモ」の種類
日本に生息するクモの多くは人間にとって害がありませんが、以下の外来種には注意が必要です。
| 危険なクモの種類 | 特徴 | 発見した時の対処法 |
| セアカゴケグモ | 全体的に黒く、背中に鮮やかな赤色の模様がある | 決して触らず、殺虫スプレーを噴射して駆除する |
| ハイイロゴケグモ | 茶褐色や灰色で、腹部裏面に赤色の模様がある | 殺虫剤で駆除し、自治体に連絡する |
※万が一噛まれた場合は、傷口を水で洗い流し、速やかに皮膚科などの医療機関を受診してください。
なぜ家にクモが出る?発生する主な原因
クモが家の中に侵入する大きな理由は、「エサ(他の昆虫)があるから」です。
クモは肉食性で、以下のような害虫を捕食するために家に引き寄せられます。
- ゴキブリ(特に幼虫)
- コバエ・ハエ
- カ・ガ
- ダニ
つまり、「クモが出る=家の中に他の害虫が潜んでいるサイン」でもあります。
クモを二度と出さないための予防対策
駆除した後は、再びクモが侵入しない環境を作りましょう。
① 侵入経路を塞ぐ
クモは数ミリの隙間からでも家の中に侵入してきます。
- 網戸の隙間
網戸とサッシの間に隙間がないか確認し、隙間テープで塞ぐ。 - エアコンのドレンホース
防虫キャップを取り付ける。 - 換気扇・通気口
防虫ネットを張る。
② エサとなる害虫(ゴキブリ・コバエ)を駆除する
クモのエサをなくすことが一番の予防策です。
- 生ゴミは放置せずこまめに捨てる。
- 部屋の掃除を定期的に行い、ダニやホコリを減らす。
- ゴキブリ駆除剤(毒餌タイプなど)を設置する。
③ クモが嫌う忌避剤・アロマを活用する
クモは特定の香りを嫌う習性があります。
- ハッカ油スプレー
水(無水エタノール+精製水)にハッカ油を数滴混ぜたスプレーを、窓枠や玄関に吹きかける。 - 市販のクモ用忌避スプレー
窓ガラスや外壁にあらかじめ吹きかけておくことで、巣を張られるのを防ぎます。
まとめ:クモ駆除は「退治」と「予防」のセットが基本
室内でクモを見つけた場合は、殺虫スプレーやコップを使って安全に駆除しましょう。
しかし、駆除するだけでは根本的な解決にはなりません。
クモを二度と発生させないようにするには、「隙間を塞ぐ」「エサとなる害虫を退治する」「ハッカ油などの忌避剤を使う」といった予防策をセットで行うことが重要です。
しっかり対策を行い、クモの出ない快適な住環境を目指しましょう。

