「家の中で急にクモを見かけるようになった」「クモが出やすい時期って決まっているの?」とお悩みではありませんか?
実は、クモの活動が活発になる時期には明確なピークがあります。
また、クモが部屋に出るのには「エサとなる他の虫」など明確な理由が存在します。
この記事では、クモが出やすい時期とその理由、家に出てくる主なクモの種類、そして二度と侵入させない具体的な予防・対策法を解説します。
クモが出やすい時期は「6月〜10月」!特に秋がピーク
結論から言うと、クモが最も活発に活動し、家の中で見かける機会が増えるのは6月〜10月頃です。
理由①:暖かくなるとエサ(他の害虫)が増えるため
クモは肉食性で、コバエ・ハエ・ゴキブリ・ダニなどの昆虫を捕食します。
気温が上がる初夏(6月頃)から秋にかけては、これらエサとなる害虫の発生ピークと重なるので、エサを求めてクモも家の中に侵入しやすくなります。
理由②:秋(9月〜10月)はクモの「繁殖期」
特に9月〜10月にかけては、多くのクモにとって繁殖期(産卵・巣作り)にあたります。
成長して体が大きくなった成虫が、繁殖や冬越しに備えて安全な場所やエサを求めて動き回るので、家の中で目撃される頻度が最も高くなります。
家の中でよく見かけるクモの種類と特徴
家の中で発生するクモは、大きく分けて「巣を作るタイプ(造網性)」と「巣を作らず歩き回るタイプ(徘徊性)」の2種類がいます。
| クモの種類 | 体長 | 特徴・特徴的な動き | 益虫か害虫か |
| ハエトリグモ | 約5〜10mm | ぴょんぴょん跳ねる。小型で害虫を捕食する | 益虫(人には無害) |
| アシダカグモ | 約20〜30mm(脚含め10cm前後) | 体が非常に大きく素早い。ゴキブリの天敵 | 益虫(人には無害) |
| ユウレイグモ | 約5〜10mm | 脚が長く、部屋の隅などに不規則な網を張る | 益虫(実害はほぼなし) |
| セアカゴケグモ | 約10〜15mm | 全体的に黒く、背中に赤い模様がある | 毒グモ(注意が必要) |
※セアカゴケグモなどの一部の特定外来生物を除き、家の中に現れるほとんどのクモは人間を刺したり咬んだりせず、ゴキブリなどを食べてくれる「益虫」です。
なぜうちに出る?クモが発生する3つの主な原因
「ちゃんと掃除しているのにクモが出る」という場合、以下のような原因が考えられます。
- 家の中にエサとなる害虫(コバエ・ゴキブリなど)がいる
クモにとって居心地が良い環境=「エサが豊富な場所」です。 - 窓や玄関に小さな隙間がある
クモは数ミリの隙間(網戸のズレ、サッシの隙間、換気扇、排水口)から簡単に侵入します。 - 段ボールや荷物を長期間放置している
暗く湿気のある場所や段ボールの隙間は、クモやそのエサになる虫にとって格好の隠れ家になります。
家の中にクモを出さない予防・対策法4選
クモを家から追い出し、侵入を防ぐためには「物理的遮断」と「環境改善」が効果的です。
① 侵入経路(隙間)を塞ぐ
- 隙間テープを玄関ドアや窓サッシに貼る
- 網戸の破れを補修し、防虫ネットを換気口や通気口に装着する
② エサとなる他の害虫を徹底駆除・掃除する
クモを減らす一番の近道は、エサとなるコバエやゴキブリを減らすことです。
生ゴミは放置せず、こまめに部屋を掃除・換気しましょう。
また、不要な段ボールは早めに処分してください。
③ 忌避スプレーやアロマを活用する
クモは特定の香りを嫌う習性があります。
- ハッカ油スプレー(ハッカ油+精製水)を窓際や玄関に吹きかける
- シトラス(柑橘類)系やヒノキのアロマを置く
- 市販のクモ用忌避スプレーを窓枠やベランダに散布する
④ 夜間の照明を見直す(LED化)
外灯や部屋の明かりに寄ってくる虫(蛾やコバエ)を狙ってクモが寄ってきます。
紫外線を出さないLED照明に切り替えると、虫自体が集まりにくくなります。
まとめ:クモが出やすい6〜10月は事前の隙間・害虫対策を!
クモが出やすい時期は6月〜10月(ピークは秋の繁殖期)です。
家の中に出てくるクモの多くは害虫を食べてくれる益虫ですが、見た目の不快感や巣による汚れを防ぐには、「隙間を塞ぐ」「エサとなる虫を減らす」「ハッカ油などの忌避剤を使う」という3つのアプローチが欠かせません。
出やすい季節を迎える前にしっかりと対策を行い、快適な住環境を保ちましょう。

