テントウムシの飼育ガイド|餌・環境・長生きさせるコツを解説!

テントウムシ テントウムシ

「庭で見つけたテントウムシを飼ってみたい!」

「子供と一緒にテントウムシの成長を観察したい」

そう思っても、いざ飼育するとなると「何を食べるの?」「ケースはどうすればいい?」と疑問が湧いてくるかと思います。
実は、テントウムシはポイントさえ押さえれば、初心者でも簡単に飼育できる昆虫です。

この記事では、テントウムシを元気に育てるための準備から、種類別の餌、長生きさせる秘訣までを解説します。

飼育の前に知っておきたい「テントウムシの種類」

テントウムシは種類によって「食べるもの」が全く異なります。
間違った餌を与えると死んでしまうので、まずは捕まえたテントウムシがどのタイプか確認しましょう。

タイプ代表的な種類食べるもの
肉食系ナナホシテントウ、ナミテントウアブラムシ(植物の茎につく小さな虫)
草食系ニジュウヤホシテントウナス、ジャガイモなどの
菌食系キイロテントウ植物につくうどんこ病菌(カビ)

注意: 一般的によく見かける「ナナホシテントウ」は肉食系です。

飼育に必要なアイテム

特別な道具は必要ありません。
家にあるものや100円ショップで揃えられるもので十分です。

  • 飼育ケース
    通気性の良い虫かご。プラスチック容器に穴を開けてもOK。
  • キッチンペーパー
    ケースの底に敷きます。
    フンを吸収し、掃除が楽になります。
  • 霧吹き
    水分補給用。直接かけるのではなく、ケースの壁面を軽く湿らせる程度。
  • 足場(枝や葉)
    転倒防止のため。ひっくり返ると起き上がれずに体力を消耗してしまいます。

テントウムシの餌(アブラムシ)の集め方

肉食系のテントウムシにとって、アブラムシは主食です。

  1. 植物を探す
    春先や秋口、庭のバラ、ヨモギ、カラスノエンドウなどの新芽をチェック。
  2. 枝ごと採取
    アブラムシだけを剥がすと死んでしまうため、アブラムシがついている枝ごと切り取ってケースに入れます。
  3. 代用食について
    アブラムシがいない場合、昆虫ゼリーや砂糖水、ハチミツを薄めて脱脂綿に含ませたものを一時的に与えることも可能ですが、長期飼育にはアブラムシが不可欠です。

日々のメンテナンスと注意点

こまめな掃除

テントウムシは意外と大食漢で、フンも多いです。
週に2〜3回はキッチンペーパーを取り替え、清潔を保ちましょう。

直射日光を避ける

ケースが熱くなるとすぐに弱ってしまいます。
風通しの良い、直射日光の当たらない明るい日陰に置きましょう。

脱走に注意

テントウムシはわずかな隙間からでも逃げ出します。網目が粗い場合は、不織布などを挟むのがおすすめです。

卵から成虫まで!劇的な「変態」を観察しよう

運が良ければ、飼育中にオレンジ色の卵を産むことがあります。

  1. 幼虫
    アブラムシをたくさん食べて育ちます。
    見た目はトゲトゲしていて黒っぽいです。
  2. サナギ
    葉の裏などに固定され、動かなくなります。
  3. 羽化
    サナギから出てきた直後は黄色く、時間が経つと模様が出てきます。

このドラマチックな変化は、自由研究のテーマにもぴったりです!

まとめ

テントウムシの飼育は、「種類に合った餌(特にアブラムシ)を確保できるか」が最大のポイントです。
しっかり準備をして、身近な益虫であるテントウムシの暮らしを間近で観察してみましょう。

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