ポカポカとした陽気に誘われ、冬眠から目覚めた昆虫たちが姿を現す季節になりました。
「春に最初に見つかる虫は何?」「どこを探せば会えるの?」といった疑問を持つ方に向けて、代表的な春の昆虫とその生態を分かりやすく解説します。
春に見られる代表的な昆虫(種類別)
春は、成虫で冬を越した個体と、春に羽化したばかりの個体が混在する面白い時期です。
チョウの仲間
- モンシロチョウ
春の訪れを告げる代表格。キャベツ畑や菜の花畑でよく見られます。 - キタテハ
成虫のまま冬を越すため、早春のまだ寒い時期から飛び始めます。 - ギフチョウ
「春の女神」と呼ばれる美しい蝶。3月下旬〜4月の限られた時期にしか現れません。

ハチ・アブの仲間
- クマバチ
藤の花が咲く頃、大きな羽音を立てて飛び回ります。
見た目は強そうですが、性格は非常に温厚です。 - ニホンミツバチ
花の蜜を集めるために活発に動き回ります。

甲虫・その他の仲間
- ナナホシテントウ
アブラムシを食べるために草むらで見つかります。
子どもたちに最も人気のある春の虫です。 - ニホントカゲ(爬虫類ですがセットで見つかることが多い)
日当たりの良い石の上で日光浴をしています。

春の昆虫はいつから見られる?(時期の目安)
地域やその年の気温にもよりますが、一般的には以下の流れで活動が始まります。
| 時期 | 特徴 | 見られる主な昆虫 |
| 3月上旬〜 | 越冬から目覚める時期 | キタテハ、ナナホシテントウ |
| 4月中旬〜 | 多くの種類が羽化する時期 | モンシロチョウ、アオスジアゲハ |
| 5月上旬〜 | 初夏の虫も混じりだす時期 | クマバチ、カマキリ(幼虫) |
昆虫を見つける「3つのコツ」
春の昆虫探しを成功させるためには、ちょっとしたポイントがあります。
- 「日だまり」を探す
昆虫は変温動物です。
体温を上げるために、公園の芝生や土手など、日光が直接当たる暖かい場所に集まります。 - 「黄色い花」をチェックする
菜の花やタンポポなど、春の黄色い花には蜜を求めて多くの昆虫がやってきます。 - 「葉の裏」をのぞいてみる
風が強い日や少し肌寒い日は、昆虫たちは葉の裏でじっとしています。
そっとめくってみると、隠れているテントウムシなどに出会えるかもしれません。
観察時の注意点とマナー
- 毒のある虫に注意
春先はムカデなども活動を始めます。
草むらに入る際は長袖・長ズボンを推奨します。 - キャッチ&リリース
観察が終わったら、元いた場所に返してあげましょう。 - 私有地に入らない
観察に夢中になりすぎて、他人の庭や畑に入らないよう注意が必要です。
まとめ:春の昆虫探しに出かけよう!
春の昆虫たちは、生命力の強さを感じさせてくれます。
近所の公園や庭を少し観察するだけで、小さな発見がたくさんあるはずです。
ぜひ、カメラや図鑑を片手に外へ飛び出してみてはいかがでしょうか。


コメント