「背中に卵を背負う虫を見つけたい!」「コオイムシってどこにいるの?」
そんな疑問にお答えします。
タガメに似たユニークな生態を持つコオイムシですが、実は捕まえるには少しだけコツが必要です。
この記事では、コオイムシの採集時期、生息場所、具体的な捕まえ方のテクニックを解説します。
コオイムシの採集時期:いつ捕まえられる?
コオイムシは一年中水の中にいますが、捕まえやすいベストシーズンがあります。
- ベストシーズン:4月〜10月
- 春(4〜6月): 繁殖期。オスが卵を背負っている姿を最も観察しやすい時期です。
- 夏(7〜8月): 新成虫や幼虫が増え、個体数が最も多くなります。
- 秋(9〜10月): 冬眠に備えて活動が活発ですが、水草の陰に隠れやすくなります。
- 冬(11月〜3月): 水底の泥の中や落ち葉の下で冬眠しているため、採集の難易度は上がります。
コオイムシがいる場所(ポイント)の見つけ方
コオイムシは、タガメほど水の綺麗さにうるさくありませんが、「流れがほとんどない場所」を好みます。
狙い目のポイント
- 休耕田(きゅうこうでん)
水が張ったままの田んぼは最高のポイントです。 - 浅い池や沼
水深が10cm〜30cm程度の浅い場所。 - 水路の淀み
コンクリートではなく、土の底で水草が生えている場所。 - ホテイアオイや浮き草の下
隠れ家兼、獲物を待つ場所になっています。
必要な道具と準備
効率よく捕まえるために、以下の道具を揃えましょう。
- 網(タモ網)
網目が細かく、枠が頑丈なもの(D型網がおすすめ)。 - 観察ケース
透明なプラケース。 - 長靴またはウェーダー
足場の悪い場所に入るために必須。 - ピンセット
泥の中から小さなコオイムシを探し出す時に便利です。
コオイムシを捕まえるテクニック
ただ網を振るだけではなかなか捕まりません。
以下の「ガサガサ」の手順を試してみてください。
① 「ガサガサ」作戦
水草の根元や、水面に浮かぶ植物の塊の下に網を差し込み、足や手で水草を揺らして網の中に追い込みます。
② 泥ごとすくい上げる
コオイムシは外敵から隠れるために泥の中に潜んでいることがあります。
底の泥を薄くすくい、網の中で泥を洗い流すと、コオイムシが残ることが多いです。
③ 貝(モノアラガイ)を探す
コオイムシの主食は貝です。
貝がたくさん発生している場所には、それを狙うコオイムシも高確率で潜んでいます。
採集時の注意点とマナー
コオイムシ採集を長く楽しむために、以下のルールを守りましょう。
- 刺されないように注意
カメムシの仲間なので、素手で強く掴むと鋭い口で刺されることがあります。
痛みが強いので、網やピンセットを使いましょう。 - 私有地(田んぼ)に入らない
農家の方の迷惑にならないよう、必ず許可を得るか、公共の場所で採集してください。 - 持ち帰りは最小限に
コオイムシは準絶滅危惧種に指定されている地域もあります。
観察が終わったら、必要な分以外は元の場所に返してあげましょう。
まとめ:コオイムシを捕まえて観察してみよう!
コオイムシの捕まえ方のコツは、「浅い水草の周りをガサガサすること」です。
特に春先に卵を背負ったオスを見つけた時の感動は、水生昆虫採集ならではの醍醐味です。
是非、この記事を参考に近くの水辺を探検してみてください!


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