「自然界の掃除屋」として知られるシデムシ。そのユニークな生態に惹かれて飼育を始めたものの、「何を食べるのか?」「死骸を用意しないといけないの?」とエサ選びに迷う方は少なくありません。
この記事では、シデムシが野生で食べているものから、飼育下で手軽に与えられる代用食まで詳しく解説します。
シデムシは野生で何を食べている?
シデムシは、漢字で「埋葬虫」と書く通り、主に動物の死骸を食べて生活しています。
しかし、実は種類によって好みが少し異なります。
1. 脊椎動物の死骸(ネズミ、小鳥など)
モンシデムシ類は、小動物の死骸を土に埋めて「肉団子」を作り、それを幼虫のエサにします。
2. 無脊椎動物(ミミズ、カタツムリなど)
オオヒラタシデムシなどは、死骸だけでなく、生きたミミズやカタツムリ、蛾の幼虫などを襲って食べる「肉食・捕食者」の側面も持っています。
【飼育編】シデムシにおすすめのエサ5選
飼育下で毎回ネズミなどの死骸を用意するのは大変ですよね。
実は、シデムシは身近なもので代用が可能です。
| おすすめのエサ | 理由・メリット |
| 煮干し(塩分なし) | 入手が容易で保存がきく。少し水でふやかすと食いつきが良くなります。 |
| キャットフード/ドッグフード | 栄養バランスが良く、動物性タンパク質が豊富。半練りタイプがおすすめ。 |
| 刺身の切れ端 | 鮮度が良く、食いつきは抜群。ただし、傷みが早いので放置厳禁です。 |
| 昆虫ゼリー | 意外にも水分・糖分補給として食べる種類がいます。 |
| 鶏肉(ササミなど) | 油分が少なく、シデムシが好むタンパク源です。 |
【注意ポイント】
シデムシはエサを強力な消化液で溶かして食べるため、エサが非常に腐りやすいです。放置すると異臭やカビの原因になるため、食べ残しは毎日取り替えるのが長生きの秘訣です。
種類別:エサの好みの違い
シデムシの種類によって、好むエサの傾向が微妙に異なります。
- モンシデムシ系(ヨツボシなど)
「肉」への執着が強く、育児をするためにまとまった量の肉(死骸)を好みます。 - ヒラタシデムシ系(オオヒラタなど)
雑食性が強く、ミミズや柔らかい昆虫、時には果実を口にすることもあります。
エサを与える頻度と注意点
シデムシを健康に育てるためのポイントは3つです。
- 頻度は1〜2日に1回
食べきれる量を少量ずつ与えるのがベストです。 - 水分補給を忘れない
エサからも水分を摂りますが、ケース内の湿度が重要です。
霧吹きで土を湿らせておきましょう。 - タンパク質不足に注意
エサが足りないと共食いをしてしまうことがあります。
特に多頭飼いの場合は、エサ場を複数作るなどの工夫が必要です。
まとめ:シデムシのエサは「動物性タンパク質」が基本
シデムシのエサは、煮干しやペットフードなどの動物性タンパク質があれば、自宅でも十分に飼育可能です。
彼らの食事風景は、自然のサイクルを間近で観察できる貴重な体験になるでしょう。


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