アブとハチの違いを見分ける5つのポイント|刺された時の対処法と危険性を解説

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「目の前を飛んでいるのはアブ?それともハチ?」

どちらも「刺される(噛まれる)と痛い」という共通点はありますが、実は生物学的な分類から攻撃の方法まで全くの別物です。

この記事では、初心者でも簡単に見分けられる比較表や、遭遇した際のリスク管理について解説します。


【比較表】アブとハチの決定的な違い

まずは一目でわかる比較表で、両者のスペックを確認しましょう。

特徴アブ(虻)ハチ(蜂)
分類ハエ目(ハエの仲間)膜翅目(アリに近い仲間)
羽の枚数2枚4枚
ウエスト寸胴(くびれがない)細いくびれがある
攻撃方法皮膚を切り裂いて血を吸うお尻の針で刺す
飛行音低く「ブーン」と重い音高く鋭い羽音
活動場所水辺、湿地、家畜の近く軒下、茂み、地中(巣がある場所)

外見で見分ける3つのチェックポイント

飛んでいる時や止まっている時、ここを見ればどちらか判断できます。

① 羽の枚数(最も確実な違い)

アブはハエの仲間なので、大きな羽が2枚しかありません。
対してハチは、前後の羽が重なって4枚あります。

② 腰のくびれ

ハチの最大の特徴は、胸部と腹部の間にある「キュッとした細いくびれ」です。
アブは全体的にずんぐりとした「寸胴体型」をしています。

③ 目(複眼)の大きさ

アブは顔のほとんどを覆うような、ハエ特有の非常に大きな目を持っています。
ハチの目は比較的シュッとしており、触角がはっきりと目立ちます。


攻撃性の違い:なぜ人間を襲うのか?

「痛みの原因」が根本的に異なります。

  • アブ:吸血のため(噛む)
    メスが産卵の栄養源として、動物や人間の皮膚を口器で切り裂いて吸血します。
    「チクッ」とした瞬間の痛みがあり、その後出血や腫れを伴います。
  • ハチ:防衛のため(刺す)
    巣を守るための防衛本能で攻撃します。
    お尻にある毒針で毒を注入するため、アブよりも激しい痛みや、アレルギー反応(アナフィラキシーショック)のリスクが高いのが特徴です。

もし遭遇・刺されてしまったら?

遭遇した時の回避法

  • アブ
    手で追い払ってもしつこく寄ってくることが多いです。
    虫除けスプレー(ディート配合)を使い、その場を離れましょう。
  • ハチ
    絶対に手で振り払わないでください。
    刺激を与えると仲間を呼ばれる危険があります。
    姿勢を低くして、静かに後退してください。

刺された(噛まれた)時の応急処置

  1. 洗浄
    流水(水道水)で傷口を洗い流す。
  2. 毒出し
    ハチの場合はポイズンリムーバー等で毒を絞り出す。
  3. 冷却
    氷や冷水で冷やす。

  4. 抗ヒスタミン軟膏やステロイド外用薬を塗布。

注意: 息苦しさやめまい、激しい動悸がある場合は、迷わず救急車を呼んでください。


まとめ

アブは「ハエの仲間で噛む」、ハチは「アリに近い仲間で刺す」という大きな違いがあります。
特にハチは毒性が強いため、家の周りで頻繁に見かける場合は、プロの駆除業者に調査を依頼することをおすすめします。

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