背中に卵を背負う姿が愛らしいコオイムシ。
「せっかく捕まえたなら、できるだけ長く一緒に過ごしたい」と思うのは当然ですよね。
この記事では、コオイムシの平均寿命から、卵・幼虫の期間、さらには寿命を延ばすための具体的な飼育ポイントまで解説します。
コオイムシの平均寿命はどのくらい?
コオイムシの寿命は、成虫になってから約1年〜2年と言われています。
- 野生下
天敵や厳しい環境変化があるため、成虫になってから1年(越冬して翌年の繁殖期まで)生きる個体が一般的です。 - 飼育下
適切な環境で管理すれば、2年以上生きることもあります。
コオイムシは水生昆虫の中では比較的寿命が長く、ひとシーズン限りの命ではないため、じっくりと観察を楽しむことができます。
コオイムシのライフサイクル(一生の流れ)
コオイムシが生まれてから寿命を迎えるまでの過程を知っておきましょう。
- 卵の期間(約10日〜2週間)
オスの背中で保護されながら成長します。 - 幼虫の期間(約1ヶ月〜1.5ヶ月)
5回の脱皮を繰り返して成虫になります。 - 成虫の期間(1年〜2年)
夏に羽化した新成虫は、その冬を越して翌年の春に繁殖を行います。
コオイムシを長生きさせる「3つの飼育ポイント」
寿命を全うさせ、さらに延ばすためには「環境の安定」が欠かせません。
① 水質悪化を防ぐ(最も重要)
コオイムシは肉食性のため、食べ残しが水を汚しやすいです。
- 対策: エサの食べ残しは数時間以内に取り除く。
- 頻度: 週に1回、3分の1から半分程度の水換えを行いましょう。
② 適切な冬眠環境を作る
寿命を延ばす鍵は「冬越し」にあります。
- 加温しない
室内が暖かいと冬でも活動してしまい、エネルギーを使い果たして寿命が縮まります。 - 寒冷地での管理
凍結しない程度の寒い場所(玄関先など)で静かに冬眠させるのが自然なサイクルです。
③ 栄養バランスとエサの量
エサ不足は短命の原因になりますが、与えすぎも水質悪化を招きます。
- おすすめのエサ
モノアラガイやサカマキガイなどの貝類を常に入れておくと、好きな時に食べられるのでストレスが減ります。
寿命が近づいたサインと対処法
コオイムシが老衰してくると、以下のような変化が見られます。
- 動きが鈍くなる
水底でじっとしている時間が増える。 - つかまる力が弱まる
水草からポロリと落ちてしまう。 - 体色が薄くなる
全体的に色が褪せたようになる。
もし弱ってきたと感じたら、水深を2〜3cmと極端に浅くし、足場(水草やネット)を多くして「溺れない環境」を作ってあげてください。
まとめ:コオイムシと長く付き合うために
コオイムシの寿命は約1〜2年と、昆虫の中では比較的長い時間を共に過ごせます。
日々の水質管理と、冬場の適切な休眠が長生きの秘訣です。
水辺の「育メン」パパが元気に過ごせるよう、最適な環境を整えてあげましょう。


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